カメラマンとして初仕事の思い出

私のカメラマンとしての初仕事はボランティアで母校であった神奈川県立逗子高校サッカー部の試合の撮影でした。
逗子高校は逗葉高校との統合で2023年3月に閉校したのですが、その前年の2022年の6月、当時現役生の最後の県大会予選があったため、顧問の先生に許可を頂いて試合を撮影しました。

2週続けての撮影だったのですが、予め先生には伝えてあったとはいえ、いきなり厳ついカメラを持った知らない人がグランドの脇で撮影を始めたのですから、生徒達は「何?」ってなったことと思います。

そんな彼らの試合が2週続けて行われ、私も2週ともお付き合いさせてもらいました。
2週目には私を覚えてくれたのと1週目の試合の写真が好評だったようで、ほんの少しだけ私の緊張もほぐれたことを覚えてます。

生憎、この2週目の試合で彼らの公式戦は終わってしまいました。
でも、そこに涙が無かったのが印象的でした。生徒達みんなとても爽やかに「やりとげた!」という表情だった気がします。
先生と話した際に気づかされたのですが、その年に閉校するため、彼らには後輩がいませんでした。
何でもすべて自分達で最後まで行っていて、その分、彼らの絆は普通の高校のチームメイト以上なんじゃないかと思いました。

私もそうですが、学年毎にクラス替えがあるのと3年間ずっと一緒だったのとでは、その後の人生の中でのつながりは強いんじゃないかと私個人としては思います。

彼らがこれから大人になってチームメイトと再会した時や結婚など人生の節目で、私の写真が何かの役に立てたらいいなと思いました。
そう考えると、やっぱり写真っていいものですよ。

このようなスポーツも撮影を受け入れるご準備をして頂ければ、対応いたしますので、まずは是非ご相談ください。

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