カメラ機材のカビ対策 梅雨を迎える前に準備しましょう!
この春、初めてカメラを買われた方。ちゃんとカメラ機材の梅雨・カビ対策は出来てますか?
雨降りが続いて外に出られず、撮影の機会も減ってカメラやレンズが長期間保管されたままだと機材にカビがついてしまう可能性があります。
最悪の場合、性能に影響することも。なのでカビ対策はとても大切です。
このブログでは、カメラが何故カビるのかから、色々なカビ対策を前提にした保管方法のご紹介をします!
目次
何故、カメラ機材がカビるのか
何故カメラ機材がカビ易いのか。それはその保管環境と使われる背景に多くの原因があります。
埃やゴミ
カビが発生する原因の一つに埃やゴミの付着があります。カビがそれらを養分として成長するからです。
もちろん、その埃の中にカビのもとになる胞子も含まれているからですね。
温度・湿度
カメラが保管される場所は大抵キャビネットの中やバッグの中など、密閉されて風通しの悪いところではないでしょうか?
梅雨の時期、それらの場所は湿度が高く、カビが成長しやすい環境と言えます。
まずは保管の前に出来ることをしましょう!
カビが出やすい条件が分かったところで、カメラを補完する前にその原因を取り除くのが一番の対策!
それには写真のようなブラシやブロアで付着した埃やゴミを除去しましょう。
都度お金がかかりますが、スプレータイプのエアダスターも吹き飛ばす力が強くて有効です。
おすすめのカビ対策3選!
カメラの埃やゴミを飛ばしたら、いざ保管!
というわけで、お金をかけた本格的な保管方法から、お安く済ませる方法まで3種類ご紹介します。
防湿庫
電気式で湿度を自動制御してくれるタイプの本格的な防湿庫です。
小さなものは1万円弱から、大きさに比例して値段が上がります。
写真のものはHOKUTOの68Lタイプ Amazonでは25,800円で販売されてます。
私もこの電気式のものを使っていますが容量が103Lのものです。
「保管用品に費用をなるべくかけたくないな。。。」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
そんな方は一度、ヤフオクやメルカリなどの中古品をご覧になってください。
防湿庫が沢山出品されてますので、その中から選ぶと導入コストが抑えられますよ。
この後に紹介するものは乾燥剤を使うもので簡易的ではありますが、定期的に乾燥剤を取り換えるなどのケアが必要になります。
それが面倒に感じる方は、この電気式の防湿庫を導入されると安心感が違うと思いますので大変お薦めです。
乾燥剤式ドライボックス
次にご紹介するのはプラスチック製の容器とその蓋に乾燥剤を付けるドライボックスです。
前に紹介した防湿庫はどうしても部屋の中に置き場所が必要ですので、少なからず部屋が狭くなります。使い勝手を考えた場所にもしたいですし小型のものは床置きだと不便ですので意外と置き場所が悩みの種になります。
しかしこのドライボックスは小型ですので、押し入れなどの空きスペースでも問題ありません。
導入コストも写真のハクバのドライボックス であればAmazonで2,356円となってますので防湿庫に比べたら非常に安いです。
但し、乾燥剤を使っていますので、その定期的な交換が必要になります。
あと、湿度計を別に買って入れておくと客観的な監視ができるのでおすすめです。
乾燥剤 + ジップロック
究極のお手軽カビ対策はジップロックに乾燥剤を入れて、それへカメラを入れておく方法かと思います。
やっていることはほぼ、ドライボックスと同じなので効果もほぼ同じでしょう。
とにかく安く済ませたい方へのご紹介といった対策です。
しかしあくまでも袋ですので、それが無造作に棚などに置かれているなら、やはりせめてもドライボックスを導入された方が【保管】という意味でもおすすめです。
一番の対策はカメラを使うこと
今回、カメラのカビ対策、保管方法をご紹介しましたが、一番の対策はカメラを使うことかと思います。
カメラは可動部品が多いので、ずっと動かさないでいるよりはコンスタントに使ってあげる方が風に触れますし、固着なども起きにくくなります。
もちろん使った後はお掃除のうえ、保管してくださいね。
高価な道具ですので、大事に保管して長持ちさせましょう。
La lumiereの中村でした。