撮影機材のお話 メインのカメラ とレンズ
今日のブログでは私が使っているカメラとレンズのお話をしようと思います。
プロが使っているカメラって気になりますか?
「撮ってもらったのがよければ気にならない」という方も多いと思います。
私はどちらかというとお客様はそれでいいと思ってます。
ただ、頂くお代の一部がこのような機材に投資しておりますので、その紹介とさせてください。
メインのカメラボディはCanon EOS R3
はい。2024年3月20日現在、Canonのミラーレス一眼のフラッグシップ機です。
ところでCanonってカタカナで書くと「キヤノン」だってご存じでした?「キャノン」というように小さいャは間違いですのでご注意を。
発売から2年が経って小売店では70万円前後で売られています。
EOS R3の細かい機能の説明は省かせて頂きますが、様々な分野のプロカメラマンが選ぶだけあって、高い信頼性を持っていることが一番かと思います。
当初、売りの機能の一つとして、「視線入力」というものがありました。
ファインダーを覗いて、自分が見た被写体にピントが合うというものです。
私も買った当初は設定しましたが私の用途では逆に使いづらくなってしまって今はキャンセルしています。
よく「高いカメラと安いカメラの違いは?」ということを聞かれることがあります。
もちろん先に話した信頼性のこともそうなのですが、大きな要因の一つに「センサーサイズ」というものがあります。
このカメラのセンサーサイズはフルサイズ(35mm)と言われるもので、比較的大きい部類センサーを積んでいるカメラです。
このセンサーが大きいと光を沢山撮りこめることになって、明るい場所はもちろん、暗い場所でもきれいな写真が撮れるようになります。
プロがメインで使うカメラはきれいに撮れるかどうかではなく、カメラマンの意図した写真が撮れるか否かかと思います。
それは撮りたいときに撮りたいものが撮れて、意図した写真になるカメラということです。
そのためには色々な機能がついたり、壊れにくかったりしていて、それ故に価格も高くなっています。
でも写真は往々にして一度その瞬間を逃したら、二度と同じものが撮れない場合が殆どです。
ですからプロは高くてもそのようなカメラを買うし、お納めする写真もそれに応じた価格になるということです。
メインのレンズのうちの1本はCanon RF24-70 F2.8 L IS USM
レンズは冒頭のカメラについているRF24-70 F2.8 L IS USMを一番よく使います。標準ズームレンズと言われるものです。
このレンズを使う時は、被写体と2m前後離れてバストアップなどを撮るのに使います。
本当に万能レンズです。
このレンズはズームレンズというもので、カメラマンが動かなくても、写真の中で被写体を拡大出来たり小さくできたりします。
これとは別に単焦点レンズというものがあります。
これはズーム機能がない。写真の中で被写体の大きさを変えないといけない時はカメラマンが前後に動かなくてはなりません。
ただ単焦点レンズはズーム機能がない分、構造がシンプルになり、明るいレンズが作れるというものです。
私がズームレンズを一番よく使う理由は、家族写真の時はお子さまがよく動く。
そして限られた時間の中で、色んなカットを撮る必要があるからです。
ご自身でお子さまを撮られる方はよくお分かりになられるかと思います。お子さまはとてもよく動きます(笑)
なのでご家族を撮影されるカメラをお持ちの方はほとんどがズームレンズをお使いではないでしょうか。
このレンズはキヤノンの中で「L(エル)レンズ」といわれるものです。
このLはLuxuryの頭文字から取られたもので、コストよりも品質を重視して作られたレンズです。
なのでこちらのレンズ、現在は約30万円します。
レンズにしても「高いのと安いのはどう違うの?」という話が出ます。
これはボディと同様に信頼性に加えて、やはり写りが変わります。
プロ故の細かな違いかもしれませんが、よりいいものを目指そうとすると高価なレンズを使いたくなってしまいます。
(もちろん安いレンズでも使いこなし方で、高いレンズに近しい写真を撮ることも出来ます)
やはりレンズもボディ同様、カメラマンのどんな要求にでも応えられる懐の深さがあるか否かですね。
ボディ、レンズ各1個のお話になりました。
細かな機能の話はしませんでしたので、拍子抜けされてしまったかもしれませんが、
プロカメラマンがどのような意思をもって機材を選んでいるのか。
少しでもそれを皆様に知って頂けたなら幸いです。
このボディとレンズを足しただけでも約100万円します。
一般の方々は「そこまでのは買わないかな」という方が多いかと思います。
でも貴重な機会の撮影でちゃんとした記念写真を残したいとお考えの時には
是非、ちゃんとした機材を揃えて準備しているプロカメラマンにご依頼ください!
ご相談・ご予約はこちらまで!
宜しくお願いいたします。